省察用blog

セミナーなどUXについて学んだことの省察を行う雑記帳

大阪オープンカレッジ 「直感と論理をつなぐ思考法」参加してきました。

2019/09/25  大阪産業創造館

直感と論理をつなげる思考法 VISION DRIVEN 妄想を価値あるアイデアにつなげる力。

 

あなたは今どこにいますか?

https://m.youtube.com/watch?v=6X3jw6xP_vg

 

 

大阪にこういう施設があるのは側を歩いて知っていたのですが初めて行ってきました。

産業創生館。

もともと佐宗氏の本を読んでいて、ブログも興味深く拝見させていただいていました。

で、ちょうど大阪での講義があるということで、参加させていただきました!

 

もちろん本は一度読了しているのですが改めて氏の口からどのような語り口で語られるのか興味もあったので大変いい機会だと思い参加しました。

 

もともとデザイン思考という考え方が流行ってきてから、自分の中では懐疑的ではあったので(*1)その先の新しいビジョン、と銘打ったVISIONはどんなものかなーというのがはじめの興味です。

*1懐疑的…というか自分でもデザイン思考が腹に落とし込めていない部分があります。

ちなみに講演内でもちらっとお話しされていましたが、デザイン思考は、個人に共感し、それをプロトタイプやによって試行錯誤を繰り返し、フィードバックをあたえて解決するプロセスだーと。

これをわざわざ“デザイン”と冠するのがどうも腑に落ちてなかったのですが。design prosessだと、ものづくり工程とも英訳できるので、納得できるかな。。

私の考えの中では「それってもともとデザイナーのものだけじゃないよね?」ってのが付いて回る感じです。

ああ。後述したかったけど質問の中で“アート思考”なる考え方についても言及されていました。

これも目から鱗だったのですが氏のVISIONはもともとこの名を冠していたようですが、アートとは思考ではなく純粋な感情、ペイン、表現でありそこに思考のプロセスがはいるのはアートと矛盾している、と。

たしかにその通りだなと思いました。アート自身にプロセスを定義するのはナンセンスですね。

 

 

内容は大変わかりやすかったと思います。

プロセスになってるんだけど内容が根拠のないものだったり、内から出てくるものを表出させるためのプロセスというのは面白いと感じました。

会場が狭いし、短い時間だしプロジェクターは小さかったのですが、簡単なWSも交えていただき、楽しみながら聞くことができたと思います。

 

☆改善のサイクルをまわしていると「他人のために働きすぎていないか?」他人モードになっていないか。

妄想して、表現して、組み替えて、知覚してサイクル。

特に、最近自分が本当に何をしたいのか、したかったのか見失っているなぁと感じます。

本当に自分のやりたいことが一番の原動力になる。

 

☆想像力が追いつかない時代に、想像力を鍛える努力を。

 

 

妄想をリソースに。「僕が解決したいのはXXXXXだ。実際に私が描く未来はXXXXXXXXだ。」ここが必要。

こういうのを考えていく習慣が必要だなあと。最近仕事の中でも自分に「大義」を問いかけるタイミングが増えており、自分のVISIONであったり、大義を明確にもっておきたいと強く感じます。

やはり大義を持っている人は強いし、その意思のままに動けている。というふうに見える。実際はわからないけど。

 

明確に自分はそんなの持ってないなぁとなんとなく実感。

なかなか自分の大切なものを作る、守る、育てるというのは今までやったことがなく難しい。

ここまで難しいと考えているのは、特に今まで蔑ろにしてきてたせいなのか...