Xデザイン・ユーザーリサーチコース第二回目 [フィールドワーク計画]2021/09/11
二回目です。
今回は感じたことをメインに。
宿題について
全体の情景・モノ・人と物の関わり・他人を外から見た様子
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FINDINGを並べていい言葉にしてもいい俳句にならない
目の前にある表現したいことを見て、文字として表現し、気持ちを伝える(季語=Findings
自分の思い込みだけの感情を載せてもうまく切り取れていない
自分は何を見たのか、に対しそこにFIndingsを載せていく(季語だったり)
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上記は先生の宿題に対する解説です。文章にするとすごい詩的ですね。
「自分の思い込みだけの感情を~」というのはなんか納得しました。思いだけだとよくあるJPOPのような俗っぽさが出てしまうのかも。かといいつつ、私の俳句はすごい俗っぽかったのですが、ざっくり、考えたプロセスはこんな感じです。
- おっ、と思うものを見つける
- 見たものをまず文字にする
- 5,7,5のどれかになるように成形する
- 季語をまぜる、もしくは入ってるか確認する
- 見たものを表現できているか、確認する
- 感じたものをを表現できているか、確認する
- 響きがいいのか、確認する
①では私の心は何かに引っかかっており動いていることがわかります。
その時点でしょうもなさの大小はあれど、感動したものを捉えており、
それを文字という記号に置き換えたときに、
⑤でFACTに切り出せているか?⑥でFINDINGSを感じられるのか?
という行為をしているように感じました。
プロセス的に対比させるのであれば、③,④の制約は⑦を作るための妙だとさえ感じますね。
私も別に俳人ではないので。。。あんまり適当なことをいうのはこのへんにしておきます。
インタビューについて
○構造化というのは理解してましたが、ラダーアップとラダーダウンの使い分けというのは意識できていませんでした。
普段のインタビューでもいわゆる「なんで、どうして」による深堀りが多いのですが、ダウンとアップの概念を意図的に使い分けられるようになると便利なのだろうなと感じました。経験が必要そうですね。ただ、使い分けられる様になると今度は聞き方によって最後の結末が変わりそうだな…という感じもします。
望ましくない質問
これもありがちだなと思いながら聞いてました。
インタビューはもちろんなのですが通常の会議などでも議論のときにこういうこと、あるよなという感じ。
フィールドプランニングについて
計画(プランニング):正解という虚構からの脱却
しょっぱなからWHYの解説文がすごかったですね。かっこいい
第一回の対比で書かれてきた、先の見えない日本の企業の状況に対し
明確な答えのある問い(知能)だけではなく答えのない問を問い続ける(知性)
が求められる。これらが今のプランニングの置かれている状況である、
というのは納得できました。なかなか小さい企業では上司に納得させてお金出させるまでが大変だけど真実だなあと。KPIで測れないことが増えている。
問に向かう空間と時間のデザイン
これも図を載せるわけには行かないのが惜しいですがこう表現されたのを初めて見ました。問に対する課程を2軸で表現するとこうなるのか...という。
リサーチクエスチョンによって孤を修正していきゴールに近づいていくという感じ。
演習
実際miro使いながら自分たちでフィールドノーツの計画を立てていきます。
振り返ってみると反省点に気づきます。やはりやってるとテンパってしまってなかなか喋れないなあと実感。頭もまわらないので。。
批判に関してはもう少し分類してMECEにできたはず(テーマに書かれた文章の順番に確認していく、等)
あと、あまり類推の効能を理解出来てなかった気がします。このへんは、どこまでやるべきなんだろうというのも難しい塩梅ですね。。
最終的にはゴールを、価値観・ニーズはなにか?という大きく捉えたものにし、そこからリサーチクエスチョンとの往復を繰り返していって精度を高める作業を行いました。
このあたりも答えという答えがなく手探りな感じです。
あとは...今回は参与観察の実習であるということを確かに念頭におくべきだったなと思いました。”大規模店舗”が正しいかどうかを確認するために、ユーザーに商品だけ提示して、普段どんな方法で買い物をするか試してもらう、というのも考えたのですがそれだとメインの手段はインタビューになるし...実際に店舗を定めてお客さんの動きを観察するところから初めるというところで我々は落ち着いたように思います。
引き続き頑張っていきましょう。
今回は家からでしたが、家は家でいろいろとバタバタしているので
あまりいい環境とも言い難いですね。。温度のコントロールとか、融通は聞くのですが、議論中に子供の声とか入ってしまい、メンバーの皆さんには大変申し訳ないです。。。
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