Xデザイン・ユーザーリサーチコース第一回目 [ユーザリサーチとは] 2021/08/28
ひさしぶりにXデザイン学校に帰ってきました。
本年度はユーザーリサーチコースを受講致します。
受講目的
- ユーザーリサーチが社内では出来ていない
- そもそもユーザーリサーチャーとは?
- いろんな方と会えるのを楽しみに
- 第一期生なので!
- 安い!
このあたりです。特に子育てしながらだと時間もなかなか融通きかず、、リハビリも兼ねて時間の短い(でも宿題がある=時間の融通がつけられる)この講義を選択しました。
講義の感想と省察(特に気になった点のpickupで
連続セミナー
そういえばそもそもwebでの連続セミナーは初めてだったので、miroでの自己紹介などは新鮮でした。日常でも使えそうなアイデアになりそう。
ただ、miro見るのかZoom見るのか良くわからなくなってしまうときが。マルチウインドウでないとやはり辛いな~...
ユーザーリサーチのwhy/what/how:
①why
whyは様々な状況や背景など対局にあるもの、これらの価値観が常に、より変わってきているという物もの。
あとTUNAって初めて知りました。
特に市場と業界。この2つを対局として考えることが少なかったので、なるほどと思いました。また、買い手に対する意識や行動、環境の変化など。
今までは、市場に対して投入したら、買う、というクリアな流れがどんどん複雑になってきている。
ここでの「市場を定義できたメンバーが新しい”業界”を気づくことが出来る」というのは至言でした。
②what
ユーザーが存在している世界とユーザーリサーチャーが存在している世界
これを行き来する。。平たくいうと実ユーザーの考え方と開発の考え方を行き来する、というようなものでしょうか。この図はまさにエスノグラフィの形。
あちらの世界の目線と考え方を自分の世界に持って戻ってくることの難しさよ。。
リフレームであったり新しい発想をする際には新しいものを取り入れ、持ち帰り、解釈し発展させる必要があるということだと理解。
ユーザーの分類も時系列と今の関心事に対してこれだけのユーザーがいることを考慮しないといけない。こちらは時系列を軸に切られているので安藤先生のSEPIAとは別の切り口。掛け合わせてみてもおもしろいかもと感じました。
”安藤昌也さん”のUX論 ~ 利他的な「私」 (slideshare.net)
③How...はこれから残りの3回含めて、時間かけて紐解いていきたいと思います。
エスノグラフィ…別のXデザイン学校のセミナーでは映画”アバター”の世界と説明されていました。伊賀先生の資料にもレヴィ・ストロースありましたね。(まだ途中までしか読んでない...)
観察について
エクササイズ:自転車(詳細は省く
デッサンも観察。昔々画塾でデッサンは手癖で書くものではない。モチーフをよく見ることと言われたものだなあと思いながら、自転車は意外と構造からかけるかもと思ったら全然そんなことなかったです。。
※資料からは省かれていましたが参与観察による開発としてxerox /Eureka(1990、瞬足(アキレスについての事例紹介もありました。
エクササイズからも得られるpointですが、普段から、見ているようで見ていない。覚えているようで覚えていない。いかに正しく観察、物事を見ているか?
また、バイアスの話も面白かったです。バイアス(偏見)=取り除くもの、ではなく
- そう云う見え方をしている人がいると認識することが大事。
- 対象が見ている人の思考・視点・視線から理解することが大事。
自分も無意識のうちに、自分の経験則にないことは排除してしまっているのかと思う。
多様性を認めることの難しさ。視野の広さをもつこと。
心構えについては資料が既に詳しかったのでそちらで。
弟子モデル=礼儀正しく、ときに図々しく。これも意外と日常のコミニュケーションでもそうだったりする。おもしろい。
記述について
エクササイズ:文章によるイメージのリレー(詳細は省く
これも面白いエクササイズだったのでいろんなとこで使えそうです
FACTとFINDINGは分けて記述する。
FINDINGはFACTに紐付ける。なにもないところから考えたのではなく思考(なぜそう思ったのか?)をFACTに紐付けることで思考の流れ・根拠を整理できる。
場所に溶け込みつつ、情報を記録・記述することを念頭に、記述のタイミングではWhyで掘り下げない!
このあたりは、何度か重ねて自分のスタイルみたいなものができるんだろうなと感じた。経験も大事そう。
省察と反省おわり。その他雑記
書きなぐったので、漏らしてる所あると思いますが…
あと、個人的な反省としてはコワーキングスペースが閉まってました。。
なぜ、土日閉めるのか...需要あるのに開けて欲しい...
開始5分前で、結局慌てて入ったカフェが寒すぎ+カフェインの過剰摂取で日曜は寝込んでしまった。。辛い。
次回は準備ちゃんとできるように。。